スコットランドの作曲家トム・ハロルド氏(Tom Harrold)のご紹介&最新情報







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スコットランドの作曲家トム・ハロルド氏(Tom Harrold)とコンタクトが取れましたので、最新情報などをご紹介したいと思います。

まずは簡単なバイオグラフィーから。

「スコットランドの最も重要な生きた作曲家の一人」、トム・ハロルド氏の音楽は、多数の演奏団体やアーティストにより世界中で演奏されています。

彼の最近の作品には「勇敢で・・・大胆な・・・自信に満ちた (ガーディアン紙)」、「熱烈にリズミカルな (ファイナンシャル・タイムズ紙)」と評された「DARKENED DREAMS」(BBCプロムスの委嘱)、「過去25年間のスコットランドの作曲家による最もエキサイティングな作品の一つ(ヘラルド紙)」と評されたBBCスコティッシュ交響楽団の委嘱作品「NIGHTFIRES」、ロイヤル・アルバート・ホールでの2016年のBBCプロムスのLast Nightのオープニングを飾った「RAZE」などがあります。

氏の今後のプロジェクトには、BBC SingersとPro Coro Canada、スコットランド室内管弦楽団(Scottish Chamber Orchestra)のための新しい作品、そしてエディンバラ四重奏団(Edinburgh Quartet)との共同プロジェクトが含まれています。

氏はイギリスのマンチェスターを拠点とし、また王立北部音楽大学(Royal Northern College of Music)の名誉アソシエイトアーティストです。

以上、簡単なバイオグラフィーでした。

吹奏楽の作品としては2015年の「Acrid Lines」があります。

世界初演は2016年1月9日、マンチェスターの王立北部音楽大学コンサートホールにて、マット・ウェイツ氏(Matt Weites)指揮、同大学ウィンド・オーケストラによって行われました。

世界初録音も同ウィンド・オーケストラによるもの(2016年10月)ですが、指揮者はサム・ヘアサイン氏(Sam Hairsine)です。(ポリフォニックの「Great British Music for Wind Band – Vol. 22」に収録)

同作品は今月(2017年4月)初めにはマーク・ヘロン氏(Mark Heron)指揮、英国国立青少年吹奏楽団(National Youth Wind Orchestra of Great Britain)による2回の演奏も行われました。

楽譜はStudio Musicから出版されています。

まだ吹奏楽作品は1作品だけですが、管打楽器のアンサンブル作品は多く、今後も期待できる作曲家です。要チェック!




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